2008年10月11日

こんにゃくゼリー

今年9月兵庫県で、CMでもお馴染みのマンナンライフの「蒟蒻(こんにゃく)畑マンゴー味」

を凍らせたものを1歳男児に祖母が与え、のどを詰まらせ亡くなった事故がありました。

食べさせた祖母はもとより両親や親族の悲しみはいかばかりかと、胸を締め付けられる思いです。



また、昨年3月には三重県で、小学1年の男児がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせて死亡し、

両親が製造元の「エースベーカリー」などに損害賠償を求めた訴訟を起こし、

製品の新規開発と販売を中止することや賠償金支払いなどを条件に和解が成立しました。

このような窒息死事故は、95年以来、計17件にものぼるそうです。

これを受け、自民党の消費者問題調査会は、こんにゃくゼリーの形状や硬さについて

法規制する方針を固めました。

これまでも厚生労働、農林水産の両省は、業界団体などに形状と警告表示の改善を

指導していましたが、規制する法律はなく業界団体やメーカーの自主規制に

任されているのが実情だったのです。

一方業界側でも、相次ぐ死亡事故を受け、「お子様や高齢者の方は食べないでください」

との注意書きを添えた統一の警告マークを商品に表示したり、さらに「凍らせて食べないでください」

という旨の警告文を追加するなどの対策を講じてきました。

しかし残念ながら、今回また事故が起きてしまったのです。

製造メーカーのマンナンライフは、この事故を謝罪し、人気商品だった

こんにゃくゼリー「蒟蒻畑」の製造を停止することを決めたそうです。

しか~し、ここでへそ曲がりな私は、こうも考える訳です。

このような事で規制や製造停止をするのであれば、毎年ノドを詰まらせて亡くなるお年寄り

がいる「もち」も販売禁止しなければならないし、毎年一万人近くが事故で亡くなる自動車も

製造中止にするべきではないか。包丁やナイフも危ないから禁止、

公園の遊具も死亡事故が起こるので撤去、米や小麦も汚染されたものがあって

人体に悪影響を与えるから・・などなど・・あらら、何もなくなってしまった。

いささか突拍子もないよもだ話になりましたが、このように私たちの身の回り

にある全てのものは、大小はあっても常に危険性をはらんでいるのです。

ですからそれを理解し、危機をいかに避けるかという危機管理・自己責任が大切なのです。

しかし今回のような場合は、子どもに危機管理や自己責任を説いても意味がありません。

だからこそ、親や回りの大人が細心の気を配り、子どもの安全を確保してやることが、

私たち大人社会の責任なのではないでしょうか。

事にもよりますが、事故が起こったからといって、何でもかでも廃止したり中止すれば良い

という話ではないと思うのですが・・。やっぱり私はへそ曲がりなのでしょうか。

子どもの事故や事件を見聞きするのは辛いものです。

このような事故が二度と起こらないことを祈りたいですね。



Posted by ほうじん at 08:07│Comments(12)
この記事へのコメント
従来より、蒟蒻ゼリーは売ってる店と売って無い店がありましたね。
子供が好きなので、探すのに苦労した記憶が。
Posted by まーきみ。まーきみ。 at 2008年10月11日 08:17
ほうじんさんの おっしゃる通りだと 小生は思います。

危ないからと 片っ端から否定していったら この世の中生きていけませんよ

ねぇ。
Posted by 文札 at 2008年10月11日 10:30
同感です(´Д`;)

複雑ですが、過保護な世の中だと思います……。蒟蒻ゼリーのメーカーばかりの責任ではないと思います(´Д`;)
Posted by 黒マニヨン at 2008年10月11日 12:25
↑に同じく。
お年寄りや小さな子供さんが食べる時は、目を離さなかったらいいし。

高校生の頃の娘のお弁当にはいつも入れていました。
Posted by はこはこ at 2008年10月11日 12:48
m(__)m同じです(^_^;)おもちの事も…(-.-)小さな子ども・高齢者には…と注意があるのになぜ?…と思います(^_^;)食べ物ではないですが、、スーパーの掲示板を見たら…ガチャポンを子どもが欲しがるから店に置かないで下さい…とか(-.-)むちゃくちゃ言ってます(-.-)

注意事項にちゃんと書いてあるのに買って食べさせているのですから親の責任だと思いますが…(._.)
Posted by R-s.sise at 2008年10月11日 15:11
まーきみ。さん
「子どもが好きなので」って、そんな言い訳しなくても・・。
文札さん
この世の中、危険が一杯潜んでいます。子どもにはそのことを先ず教えなくては。
黒マニヨンさん
そう、こんにゃくゼリー、無くなっては困る人もいるわけですから。
はこさん
子どもは勿論ですが、困ったことに最近のお年よりは元気とボケで歩きまわりますから、目が届きません。
R-s.siseさん
危機管理、自己責任、保護責任ですね。
最近は、事故があると、すぐに訴訟を起こす人が多いようです。どうも他人に事故の責任を転嫁したいらしい。いやな世の中になりました。
Posted by ほうじん at 2008年10月11日 17:59
製造者としては、心が痛い問題です。法を守っていても、事故はあります。不注意です。それをどこに転嫁するか。最近の若いお母さんはと言いたくなりますが、被害者側から見れば、メーカーが悪いとなります。どっちを取っても、メーカーに不利になり、製造禁止になったのではと思いますが、メーカーとしても、再三の、事故が有ったわけですから、製造中止も、やむを得ないかも。
Posted by 八坂石鹸 at 2008年10月11日 19:41
正直ここまで進展するとは思いませんでした。
お子さんを亡くされたご両親にはお気の毒ですが、注意を勧告していたにも関わらずこの結果はかわいそう。とにかく、自己管理、自己管理だと思います。
Posted by せいじ at 2008年10月11日 19:50
八坂石鹸さん
その通りでしょうね。一時的な製造中止で対策を講じてまた、再出発してもらいたいですね。
せいじさん
とくに小さいお子さんをお持ちの皆さんは、目を離さず注意!注意!
Posted by ほうじん at 2008年10月11日 21:10
ほうじんさんと同感! ヘルメットなしでオートバイ乗れた時期は、風を頭の先から足の先まで感じてた。シートベルトも知らず知らずのうちに導入され・・・肩苦しい・・・これは僕の独断と偏見ですが、今は慣らされました。
Posted by しげちゃん at 2008年10月11日 21:47
しげちゃんさん
ヘルメットの要らない時代は良かったですね。なんでもシンプルでした。
Posted by ほうじん at 2008年10月12日 07:03
管理されすぎて自分で判断する能力が廃れてきたのかな(´Д`;)
賞味期限や消費期限も似たようなことですね(-_-;)
Posted by ケース家 at 2008年10月12日 11:17